「平野功二 田辺祭写真集」が できるまで Vol,1

2011年 もじけハウス 田辺祭 プロジェクト。

452年続く田辺祭りに、初めて18人の都会参加者を受け入れる試みが、
田辺笠鉾協賛会、南新町、栄町のみなさんのご協力で実現しました。

祭前夜、お宿でご神体であるお人形の説明を聴く都会参加者たち。



その中に、じっとご神体を見つめる1人の姿がありました。



フランス・パリ在住の写真家、平野功二さん。(Koji Hirano)
パリコレなどのモード撮影を始め、世界中で活躍するアーティストです。


田辺の人の祭への想いを知り、その歴史を感じ、2日間、夢中でシャッターを切り続けました。


祭りの翌日は徹夜で、写真展の準備をして、

南新町カフェ・ゴリラで、田辺祭ミニ写真展を開催。

多くの町の方々がご来場くださいました。


その様子は産経新聞にも、大きく取り上げられ、



もじけハウスでの平野功二さんのスライドトーク「モードと旅、そして田辺祭」では来場者に多くの感動をあたえました。



平野さんがパリに帰られたあとも、その感動は感動を呼び、計6回スライドショーを再演。



闘鶏神社会場では126人、総計500人以上の方がスライドショーを鑑賞


ついに写真集発刊が決定となり、田辺とパリを結ぶ、編集メンバーが結成されました。

写真集の装丁、田辺祭ロゴ、レイアウト、宣伝ポスター、全てを手掛けて下さったのは、同じくパリ在住のデザイン・アーティスト、太田博久さん。(Hirohisa Ota )

パリの平野さん太田さんと、田辺メンバーで、スカイプでの会議を重てゆきました。


2010年7月、フランス・パリで

平野さんと、太田夫妻と、私は 同時に出会い、仲良くなりました。



田辺の編集メンバーが、日本トップの印刷会社「山田写真製版所」を見つけ出し、印刷を依頼。
日本トップの紙会社「竹尾」の最高級紙を使っての色校正が、パリと田辺同時に進められてゆきました。



いよいよ、新春の発売が決定。


12月、再び田辺に来てくれた平野さん。

田辺第一小学校で課外授業を行い、田辺祭と世界中の写真スライドで、
夢を持って生きるこを子供たちに伝え、


翌日は田辺編集メンバーとともに、富山県まで色校正に向かい、

カリスマ・プリントティレクター 熊倉桂三氏との出会い。


闘鶏神社では、田辺祭写真集発売を記念して、
平野功二写真展を2012年元旦0時から開催する事に。

いよいよ、その時を迎えます。

(続く)