あたたかい場所

3013年1月4日 (晴れ)

今日は 妹が帰って来たので 母と遠出をした

久しぶりに女三人集まると おのずと話は 人生の事になる
妹は2年ほど前に結婚して 今は新しい街に住んでいる

かつて 私が一年間覗いてみたフランスとは違い
日本では結婚することが一般的で

私はその日本に 生まれ育ったから
お盆が来るたび
迎え火を炊くとき
なんとなく 申し訳ないような気分になる

けれど ある日 
「そんなに思わなくていいんだよ」と
ご先祖様に 言ってもらったような気が
勝手ながら  したから

私も 私なりの方に 行ってみようと 
今は 思っている


「いつか後悔する日がくるよ」と 人は言う
そうかもしれない

けれど

一番大事な事は 今を 納得できるか ということ
しか ないんじゃないかな
と 思う
どんな人だって 

だって 時間は縦に進んで行くから
その先は 

おたのしみ


今日 妹は また一つ若くなったような 
いい顔をしていた


私は どうかな




それにしても やっぱり

家族という存在は

優しい





日々絵「あたたかい場所」



それぞれに

温度