アトリエのこと
「描いたところに手があたって左が描けない〜」
ついに腕枕(わんちん)登場!
画家の専門道具です
いつもアトリエで子供たちは、とことん わがまま。
「え〜描きたくない〜」「水くんで来て〜」
(私)「え〜やだ〜」こんな調子。
だって、ここは学校じゃないからね、みんな わがままでいいんだよ。
でも、絵の楽しさを知ってほしい。
その匙加減を葛藤しながら、いつもアトリエを進めている。
限りなく自由に、お互いの心を思いやり、同じ時間を過ごす。
これが、今の「アトリエ もじけハウス」のテーマ。
絵が、上手くなる必要はない。
今日は、ぜったい自由に絵を描いてもらおう、
そう思いながら、私は みんなを待っていた。
そしたら、その気持ちを、どこかで感じ取ったのか
いつも甘える子供たちが、比較的 素直に描き始めた。
「失敗した〜。他の紙がほしい〜。」そう言う子供に
丁寧に、先に進めるように 語りかける。
結果、全員が力作を仕上げ、すがすがしい顔。
なにがあっても、ここで待ってるよ。
伝えたいのは、そんなこと。
お絵描きが終わった人から、好きな遊びをします
「着せ替え人形作りたい!」
背景の色の濃淡がすばらしい、細い筆で描き切るなんで考え私にはなかった
植物の絵に緑の背景もすてき