被災地に来た理由

私は3ヶ月ほどまえから「日々絵」という活動を続けています。

毎日、その日描き下ろした絵をブログにアップしていく取り組みです。

きっかけは東日本大震災でした。
私の住む和歌山県田辺市は全く震災の影響がなく、のどかな日々の中、
ひと度TVを付けると被災地の非現実的な映像が展開され、
その空気感の大きなずれに、やりきれない思いを感じました。
その消化しきれない思いのやり場として
日々絵を描くことを始めました。


今私が生きているということを絵にする。

絵を描くなら、本来その事しかなかった。


そんな気付きで今まで描いてきた約100枚の絵は、
絵描きとしての自分の在り方を、改めて教えてくれるものとなりました。


今、被災地に向うこと。
それは自分にとって、すとんとした 素直な気持ちでした。

だから、今、ここまで来てみました。